とあるブログ記事
「国に騙された!」と叫ぶ無責任な人は、伊丹万作「戦争責任者の問題」を読むべきだと思うよ http://www.ikedahayato.com/20140708/9367655.html を読んで、まさにその通りだと思った。「国に騙された!」という姿勢は無責任で情けないと思う。 昔から、騙された、という言葉を聞くことはあっても、自分が発した記憶が全然おもいだせない。対象が国であれ友達であれ、騙されたという言葉に「危機を予測する労力を惜しみ、外部に依存していた自分を隠そうとする必死感」を感じてしまいます。 現実は、全てに対して依存せず、全てに対して自分で道を決めて貫き通すなんて不可能なことはわかってます。なので、ある程度世間の流れに乗らないと身がもたないことは認めます。ある程度ね。 その程度を超えて、大事な未来のことに目を向けず、頭も身体も使わずにただ漂流していたくせに、辿り着いた所に不満を言うなんて「そりゃ格好悪い」と思うタチです、自分は。だから口に出したくない言葉なんです。 未来に目を向けて、自分に何が出来るか考える。そして未来に向けて自ら行動すれば、予測される「障害」が自分の目的達成に向けた「課題」に転じるから、「騙された」という発言にはならないと思うのです。 |